Diary


04年03月04・05日 永遠の小宇宙

 子供の頃に好きだったものが、感覚の変化とともに

 風化していき、どうでも良くなる…

 それはもったいないことではないか。

 少なくともケンZZと俺にはそう思えてならなかった…










 ちょりーっス!!

 4日はOB2の家に泊まりで、5日はケンZZと映画見に行ってたので遅くなり、

 日記遅れましたよ。いやはや楽しい2日間だった…(´▽`)



 4日〜、OB2とオミえもんの都合により、引継ぎ最終日ではなく、

 最終日前日の4日がボウリング&飲み会の日になりました。

 ですが、俺はまだ8日必着の履歴書を仕上げてないので

 いい加減にしないとヤバイからそっちに集中…

 新4年達もほとんど放置プレイで仕上げる。



 俺「○○市立○○小学校入学〜

   ○○市立○○小学校卒業〜見込み。

 クッシー「普通小学校から書くもんですか?」

 俺「ここの会社指定履歴書は書くんだってさ。

   …ってぇか『小学校卒業見込み』にツッこんでよ!!」

 オミえもん「気付いたんですけどね。」

 俺「まったく…」



 ○○市立○○小学校卒業’



 俺「いひゃぁおぅ!!(゚Д゚;」

 ピカリン「うわぁ!? な、なに、なんかまずいことしました!?」

 俺「小学校卒業見込みとか冗談言ってたら、

   本当に書きそうになっちゃったよッ!!(´Д`;



 ペンを紙に置いた時点で気付いてよかった…

 『見込み』の『見』まで書いたら、冗談キツイ思われてたよ… ヤレヤレ。

 次は、ネットで就職活動における礼儀作法を勉強し、道具を揃える。

 で、B5の紙に文章をしたためる。

 自己紹介に始まり、前回の説明会で興味が深まったことやらなにやら…

 そして、話題を変えて同封した書類のことに触れる。



 『さち、』



 Σ(゚Д゚;ぐはぁ!?



 『さて、』って書こうと思ったのに…(T□T)

 『さち』ってなんだ?! 幸せなことか!?

 で、3枚目でようやく成功。

 次、封筒を用意してすべての書類を中に入れる。

 いざ、郵便局へ!!



 …だがしかし、郵便局に着いてから気付いたんだけど、

 修正液でチョビッと消したところを書き直してないことを思い出す…

 その場で開封すると、やっぱり書き直してなかった。

 さらに、同封した手紙が折り曲がって入っていた。

 危ない… アホなモノを送るところだった。



 さて、改めて封筒にまとめて速達したところで、

 今日のボウリング大会はどうなるのかな?という話に。

 どうも、クッシーが大得意らしくて『やらない』とかなったらヘコむらしい。

 というわけで主催のOB2に連絡してみる。



 OB2「ああ、やりますよ… 今から行きます。」



 ………。

 場所も何も訊きそびれた。まあいいや。

 クッシーにボウリング講習を受けながら、どうなるのか連絡を待つ。

 最終的に、今オミえもん達が遊んでる場所に集合してから

 前々回のボウリング大会で行った場所に向かうことになった。



 俺「じゃー、行こうか! 俺は誰かの車に乗せてもらったり、

   泊めてもらったりしてなんとかするから車はここに置いていこうかと。」

 ノブ「俺も電車で帰ればいいかな…」

 ノッチ「自分は今日もともと電車なんで。」



 ザッキー車+俺

 クッシー車+ノブ+マッツ+ピカリン

 ハナちゃん車+ノッチ



 ナビがついてるというので、先頭はハナちゃん。

 ナビがついてないので、中間はザッキー。

 そんでシンガリはナビ付きクッシー。

 運転中、終始ザッキーと喋ってたんですが、ハナちゃんの運転が恐ろしくなった。

 スゲェ車乗ってるだけのことはあるよ…

 そりゃ俺の星劣徒なんか煽られぎみだったよ…



 しばらくして、ハナちゃんが右に曲がるようなそぶりを見せた。

 その瞬間、俺とザッキー大騒ぎ。



 俺「ああッ、曲がる、曲がる気だよ!?」

 ザッキー「そこ曲がっちゃダメだよハナちゃん、ダメだよ〜、ああ〜!!」

 俺「ハナちゃんのナビ古いんだな…」

 ザッキー「そうですねぇ… まだココが2車線になってないころのナビですね…

 俺「アッ、ノッチとハナちゃんがスッゲェ慌ててる! 慌ててる!!」



 車内大爆笑。

 何が面白かったかというと、半年くらい前までは、

 今曲がったところまでしか道路が出来てなくて、

 『現在2車線になってる反対側の道路』が1車線ずつだったんですよ。

 だからそっちに行ってしまったんですね、ハナちゃん。

 …まぁ、これくらいのハプニングがあった方が面白い。

 ハナちゃんとノッチの頭がせわしなく動いてるのが良く分かる。

 結局、住宅地のど真ん中で停車して作戦会議。

 今度はクッシーのナビで集合地点に向かう。



 で、集合してボウリング場へ…

 うーん、いいねぇ…

 クッシーのお陰でかなり出来るようになったっぽいんですけど!?

 残念ながら100は超えませんでしたが、96と89という、

 俺の普段のアベレージを30も上回る結果になりました。



 ボウリングの後は、『新旧・研究室4年生10人+俺』で食事。

 奢ってやるぜ!くらいの財力があるといいんですが

 ちょっとというか無理中の無理無理。

 んで、ラーメンが来るまでの間、クッシー&ザッキーと駄弁ってました。



 クッシー「けっこう部活のイベントとかで女装させられてますよ。」

 俺「ああー、友達がナース姿になってるの見たことあるある。」

 クッシー「ケンZZさんとか線が細くて似合いそうですよね。」

 俺「似合いそうだ…!!(゚Д゚; ついでにノブも。」



 アホだ俺ら。(´Д`;

 ここで解散と言うことになったんですが、

 OB2だか誰かにに誘われてたのでOB2宅で2次会。

 ここでようやく酒が入る。と言ってもジンロの2/3くらいですが…

 コンビニでの買出しのとき、正直うすめるウーロン茶しか買わなくてよかった。

 酒は2杯くらいでいいッスよ俺は。

 つーか、酒強いヤツで無理矢理ススメてくるヤツは良くないよな。

 俺は本当にダメなんだっつーの。



 …で、腹痛で撃沈したノブはピカリンとともにOB2旧宅で就寝。

 俺とマッツとOB2は3時ころまで喋ってた。

 あー、こたつで寝るなんて久しぶり…








 5日…

 ザーボンさんを倒すところまでドラゴンボールを読んで学校へ。

 10時過ぎに到着すると、すでにザッキーとクッシーが来ていた。

 …最近、1日中マッツの相手をすると俺のLP(ライフポイント)とMAXHPが

 著しく低下してしまうことが分かってきたので、

 ザッキーを連れてS研に行く。

 そんで一緒に融点測定。

 ザッキーは不思議な空気を持ってるが、俺はどうも耐性を持ってるらしい。

 基本は大人しいので、色々訊かれるにしても、

 しばらく一緒にいるくらいなら疲れない。ほど良い。むしろ訊け。(´Д`;



 さてさて、ザッキーと1つ融点測定するだけで午前中が終わってしまった。

 どうしようか、今日はケンZZと星矢を見に行く約束してるのに…

 5時に抜けても大丈夫なほど新4年生たちに指示を出しておけるだろうか?

 昼飯を食い終わったところで、ちょっと激しい遊びをしてしまったので、

 余計にヤバくなってしまった。

 ど、どうしよう… とりあえず測定に行くか。



 ふたたび融点測定をしていたところ、S研のMさんが来たので

 手人形『うし君』を譲ってもらえないか交渉したところ、譲ってくれた。

 月曜日はとりあえずお菓子でも買って行って御礼しないとな。

 そうこうしているウチに4時半くらい…

 そろそろ行こうか…



 研究室で荷造りを終えて出発しようとすると、

 先生が『マジで行く気?』というオーラを出している。

 さらに、ザッキーもちょっと行って欲しくなさそう。

 ノッチは『この人遊びにいっちゃうんだ』くらいの空気をかもし出してる。

 う、うあああ… なんなんだこの空気は…!!

 ケ、ケンZZ… 俺を、俺を導いてくれ!!



 ケンZZ『タカシさん、アルデバランの剣を抜かせるんです!!

      抜き身の剣はすなわち死に剣!』

 俺「そ、そうか!! わかったぞ!!」



 先生「ここをどうすれば直せるかな…」

 俺「もうイカれてますね、どうしようもないです。

   じゃ、行ってきます!!」



 わかったよケンZZ、あとからでもどうにでもなる学部生達の教育よりも、

 星矢の方が大事なんだね?

 ケンZZの原付とともに、途中駅のそばにあるファミレスまで行き、そこに無断駐車。

 そこから1年間のことを話し合いながら千葉中央駅に向かう。

 到着すると、まだ時間に余裕があったので、軽く食事してから映画館へ。

 階段でネタバレトークしながら降りてくる坊やとすれ違いながら…



 さぁ、いよいよだ!!

 上映まで13分… 興奮覚めやらぬケンZZ&俺。





 ………。

 ………。

 いい…(T□T)

 なんだろう、セリフの1つ1つが熱い… 熱いよ!!

 星矢が沙織に言った言葉とか、一輝の言葉とか、ヤバイですよ。



 出発地に戻ってきたところで、またしみじみ星矢について語り合った。



 俺「なんだろうね、なんなんだろうね。

   やっぱ2歳も年が違うと全然『星矢』がツボじゃないのかね。

   (※俺とケンZZ、実は同い年)

   誰も『俺も行きテェ!!』とか言わないのな。何様?」

 ケンZZ「わかってない、全然わかってない! なんで星矢の良さがわからないの!?」

 俺「あー、良かった、観てよかった!!!」



 後日プニさんに『研究室の先輩が星矢見に行こうとしてたらついていくか?』とたずねたら

 『行く!!』と断言したのでプニさんは正常です。



 ケンZZ「タカシさん、俺らの中にも永遠はありますよね…!!」

 俺「…ああ。」

 ケンZZ「聖闘士星矢は永遠ですよ。」



 引継ぎ最終日、終了…